コンクールの審査員って大変そうだね

最近うちのヨメがやたらコンクールにチャレンジしています。

それは、何か彼女の心のスキマのようなものを埋めるかのごとく・・・

あ、いや、いくつになっても勉強したりチャレンジしたりすることは素晴らしいことですよね!

まあ、コンサートとか何か演奏する予定がないと練習しないタイプなので、ちょうどいいというのもあるのでしょう。

 
つい先日もコンクールで東京に出かけていきましたが、地下鉄の乗り換えやら何やらで会場に着いた頃にはHP残りわずか。
見事撃沈してきたようです。
 
とても元東京人とは思えませんよね。
 
徒歩1分の道のりを40分かけて行くのは、もはや才能と言ってもいいのかもしれません。

さて、そんなこんなでコンクールのたびに「どう思う?」と見せられるのがこちらの採点表

 
他のコンクールもそうですが、採点表には審査員の点数だけではなく一人ずつ講評も書いてあるんですね~
 
そこには、
 
「こんな風になってますよ」という事象や、
「こんな風にやってみては」というアドバイス、
「こう思いました」という解釈、
「がんばってください」という激励、
 
など様々なことが書かれています。
 
そんな講評を読ませていただくたびに思うのが、
 
「いやー審査員って大変だなー」
 
ということです!
 
少ない時間でその演奏の点数を付けるだけではなく、気のきいた講評も書かないといけませんからね。
 
そんで、書いた講評は弾いた本人のみならず、先生やら何やらみんなに読まれて「あーでもない、こーでもない」言われたりして。
 
改めて、「人を評価するという時、自分も評価されている」んだなということを思いました。
(芸能人格付けチェックみたいな?)
 
同じ演奏で講評書いても審査員によって書くことは変わってくるわけですが、たった数行にそれぞれの音楽性やこだわりから人生観まであらゆることがでてしまうことに面白さと怖さを感じます。
 
そういう意味では単なる短い講評(短いからこそか?)でもある意味作品のような感じになるのかなと思います。
 
同じ人が弾いた同じ演奏という同じ材料から、どのような講評(作品)を構成するか。
 
人によって聴こえ方や聴くポイントなど解釈も違いますし、また誰に向けて何をどのように伝えたいかというのでもまた違ってくるでしょう。
 
誰が聴いてもわかるようなことばかり書いてもあれですし、またあまり抽象的すぎてもクレームきそうですし、人によっても違ってくるかもしれないし、
 
さらに、熟考している時間がない!
 
いや~大変ですわ~
 
ほんと、お疲れ様です!
 
 
 

2 COMMENTS

Claire(クレール)

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イイね!を何度も押したいです(笑)。
近いうちにリブログさせてください。
奥さまのチャレンジ、素晴らしいですね!

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