ピエール・ブーレーズといったら、指揮者?作曲家?

新年早々の訃報です。

フランスの作曲家で指揮者の、ピエール・ブーレーズ氏が亡くなりましたね。

ブーレーズといったら現代音楽界の巨匠ですが、

「指揮しか聴いたことない」なんて人もいらっしゃるかもしれませんね。

「え?作曲家だったの?」

って人はさすがに、いない、、と思いますが、(?)

私は作曲の方からブーレーズに入ったので、指揮者としてのブーレーズを聴いたのはけっこう後になってからです。

もちろん、しっかりとセリエルにかぶれました、はい。

メシアンなんかは先祖返りで聴いた感じです。

もちろん、モードにもかぶれました、はい。

今考えてみると、ガチガチのセリーから自由度のあるモードに先祖返りしたのはちょっと面白いかも。

当時、代表作「ル・マルトー・サン・メートル」の楽譜が欲しくてアカデミア・ミュージックに行って聞いた記憶があります。
その時は、取り寄せで1万円超えだったので泣く泣く諦めましたが・・
(その後私の中でセリエルブームが去ってそのまま買わず終い)
今ではネットでサクッと注文したりできちゃうんでしょうね。

著書も1,2冊買ってみましたが、
作品同様、知的で難解すぎて私の頭では読破できなかったです。
再挑戦してみようかなー。

というわけで、そんな「ル・マルトー・サン・メートル」を貼ってみたいと思います。

ご本人率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランの演奏でお楽しみください!

あ、そういえば、この作品はギターが入っているんですよね。

ギターの方は現代音楽でギターがどう使われているかも聴きどころですよ。